前々からずっと思っていた。
テレビでもネットでも政治ネタは毎日のように発信される。
そして、その多くは「批判」めいたものだ。
特に最近は賞賛したくなるような情報が少ない。
ほぼ目にしない。
実際には素晴らしい活動をしている政治家もいるし、
その成果として素晴らしい政策が決まっている(はず)。
でも多くの人の目に留まるのは
与党の〇〇が大失言 とか
〇〇大臣のスクープ とか
あいつは政治家の資格がない とか
そんなネタばかり。
政治家だってミスをする。
気の迷いもある。
知らないことだってたくさんある。
完璧超人でも聖人でもない。
時には部下がやらかすこともある。
偉く案れば陳情に来る人の相手もしなきゃならない。
変な奴がすり寄ってきても、丁重に扱わなければならない。
時間労働ではなく、それこそ毎日相当忙しい。
国会議員であれば東京を中心に活動することになるが、そうすると地元の人が「地元に寄り付かない」とか言い始める。
こうした中で、1が10になって伝わったり
それこそ0から1が生まれたりする。
それがマイナスの事柄であれば、たった一つのことでも
①本意を無視した揚げ足取りに悩まされ
②人格を否定されるような報道もなされ
③プライベートまで追い回され
④家族や親せき友人にまで迷惑な奴らがおしかけ
⑤弁明の機会もないまま事実であるかのような情報が流され
⑥毎日のように否定され
最終的には「辞任」に追い込まれたり、次の戦況で落選したりする。
すげーーーーーーブラックな職場じゃね?
その割には報酬低い。
年収3000万円?
落選すればただの人。再起のための資金も含まれいてこの収入では安い。
自分の理念を貫くために大きな政党から出馬しないのであれば自前で選挙資金を作らなければならない。3000万円からどれだけたまるというのだ?
真に優秀な人なら会社勤めでも年収1500万はざら。起業すれば3000万円くらいまでは努力と根性で行ける。
優秀な人材の誰が政治家になる?
めんどくさいだけじゃない?
やりたいこともやれない職場に誰が行くか?
我々国民は本当に優秀な人、結果を出せる人に政治家になってほしい。
であれば、まずは政治家の置かれる環境を変えることではないかなと思う。